このタイトルを見ると、作品を見たときの記憶がよみがえる。(*1)
(*1)僕がこれを初めて見たのは1974年の12月、NHKの毎週土曜夜8時放送の最終回だった。このときからカセットテープに録音して何度も聴きながら、次の放送を待ちわびるようになった。
『アリバイのダイヤル』というタイトルを見れば、「これは電話を使って(*2)アリバイ工作をする話だったな」とすぐに分かる。初見の人にはちょっとストレートすぎるかもしれないけれども、分かりやすいのはいいことだ。そういえば、前回の『溶ける糸』というのも分かりやすいタイトルだった。タイトルを見て事件の内容をすぐに思い出せるのは、いいことだと思う。(ただし、ネタバラシにならない範囲内で)
(*2)そういえば、『刑事コロンボ』には、電話がトリックに使われる話が多いような気がする。犯行を偽装するために犯人が使うこともあるし、犯人にかまをかけるためにコロンボが使う場合もある。1970年代後半から20世紀末にかけては電話という小道具が活躍できた時代だったと言えるかもしれない。
そんなわけで、今回は犯人が電話を使ってアリバイを作る話だ。犯人はプロフットボールチームのゼネラルマネージャー。犯人は試合中にスタジアムを抜け出して、自宅で泳いでいる被害者を撲殺する。その凶器を平然としてプールの中に放り込むのを見ると、これが計画的な犯行だと分かる。現場に残した凶器から足がつく心配はないのだ。その後の展開には、ちょっと分かりにくいところもあるけれども、途中であきらめず最後までじっくりと見ることをお薦めする。







コメントする