「派遣社員はモノである」と仮定してみる

 敢えて極論を書きます。なるべく冷静に読んでください。

 新聞・テレビ・ネットなどで「派遣社員はモノじゃない」という言葉を見たり聞いたりした人も多いことでしょう。これは当然のことながら、「派遣切り」をした企業に対する「派遣社員をモノ扱いするな」という抗議の声です。

 その通り、モノ扱いはひどい。たしかにそうですが、それは情緒に訴えるだけの言葉でしかありません。しかし、不要になったからといってポイ捨てされているのは事実です。事実は事実として、冷静に認めることにしてみましょう。

 さて、国際市場を相手にしている大企業は、どこでもISO14001の認証を受けている筈です。この認証を受けていない(分かりやすく言えば、エコでな い)企業は国際的に相手にされないのです。そういう大企業の多くが、国内では下請けの企業に対して同様の条件を課していることは言うまでもありません。

 企業が不要になった派遣社員をモノのようにポイ捨てする行為は、ISO14001の基準を満たしているのでしょうか? 冷静に検討してみましょう。

 派遣社員というモノを、生きたままで切り捨てた場合は、大量の二酸化炭素を放出し、環境に多大なる負荷を与えてしまいます。このままではいけません。是非とも二酸化炭素を放出しないような、しかるべき処理を施すべきです。

 しかるべき処理を施して二酸化炭素を放出しなくなったとはいえ、そのまま廃棄してはなりません。これらを廃棄物として自然環境に放置すると、腐敗によってメタンを放出します。これは二酸化炭素以上に温室効果の高いガスであると言われています。

 そもそも廃棄物を出すこと自体がエコではありません。しかし、食肉として再利用することは、何らかの法令に反するものと思われます。家畜の飼料、農作物の肥料などに加工することも技術的には可能かもしれませんが、安全性やコストなどの面で課題が残ります。

 そのようなわけで、派遣社員というモノは、二酸化炭素の放出を抑える処理を施す前の状態で有効に活用することが、環境への負荷も少なく、安全で、経済的なコストも抑制できるものと思われます。

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このページは、かみ かずしげが2008年12月20日 23:37に書いたブログ記事です。

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