金融“工学”なんて言ってる割に

 みんなが足並みを揃えて渡った吊り橋みたいに大揺れに揺れてるのは、どういうこと?

 僕のようなド素人が口を出すのも大きなお世話だとは思うけれども、揺れることは分かってるんだから“工学”的になんとかした方がいいんじゃないでしょうか。

 そんなわけで、いつものように馬鹿な思いつきを書くわけですが、要するに揺れを抑えるには負のフィードバックをかけてやりゃいい筈ですね。こんな単純なことが、なぜできないのか不思議ですよねー。

 “金が金を生む”などという永久機関みたいな幻想を捨てて、冷静に考えてみましょうか。

 損失を減らそうとしている大勢の行動によって生じた震動を抑えるための負のフィードバックを力ずくでやろうとすると、損失を増やすような行動を誰かがやるしかありません。でも、そんなことをやろうという底抜けに太っ腹なお人好しは、おそらく一人もいないでしょう。

 では、どうするのかというと、ここで、いきなり「ポイントカード」に話が飛びます。株券なんか持ってなくてもポイントカードなら持ってるぞという人は圧倒的に多いと思います(僕もポイントカードなら何枚も持ってます)。

 というわけで、「株価連動ポイントカード」なるものを妄想してみました。我ながら発想がチープですよねー。でも、もうしばらく付いてきてくださいよ。

 どのように連動するかというと、A社の株価(前日の終値)がX円だったら、A社の製品はX円購入毎に1ポイントずつ溜まるというシステムです。
 つまり、同じ価格の製品だったら株価の低い会社の製品、同じ会社の製品だったら株価が低くなったときに購入した方が少し“お得”になるというわけです。

 ポイントの計算に株価を参照するだけで、株の取り引きを一切行なわずにマイナスをプラスに転化するところがミソです。

 消費者は、ほんのちょっと“お得”な買い物をしようとしているだけですが、ポイントカードを持っている人が圧倒的に多いことを思い出してください。そして、消費者のいるところには必ず小売店があります。

 多くの小売店は顧客を獲得したり売上を伸ばしたりするためにポイントカードを導入しています。競争が激化するとポイントを倍増したりもします。このうえ計算が面倒な「株価連動ポイント」なんてものを追加することに、どんなメリットがあるのか? それは、やはり「社会への貢献」でしょうね。レジ袋廃止なんかよりイメージアップになるかもしれません。

 小売店と消費者が協力して、株価の下がった企業を応援するわけですが、こういうのが「株」の本来のあり方に近いのではないかと、ド素人の僕は思ったりもしています。

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このページは、かみ かずしげが2008年10月18日 22:57に書いたブログ記事です。

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