人間はどこまで「見える」のか

 日常的には、裸眼で見えたら素直に「見えた」と思う。眼鏡やコンタクトレンズで矯正していても、普通に「見えた」と思う。虫めがね、顕微鏡、望遠鏡なんかを通しても、やっぱり「見えた」と思う。

 多少の加工が施されていても、自分の動作にリアルタイムで反応する外界の映像を与えられれば、「見えた」と感じるんじゃないだろうか。

 上下が逆転する特殊な眼鏡をかけた場合は、「見えた」と感じる光景が逆さまなので最初は戸惑うけれど、(一週間とか十日とか)かなり長い時間経つと、脳が上下反転の映像に順応して、それが正常に「見える」ようになるそうだ。

 さて、そこで、360度の視野が得られるような特殊な眼鏡を作り、それを長期間かけ続けると、自分の周囲の360度の光景を生々しく「見えた」と感じるようになるのだろうか? そんな眼鏡があったら試してみたい。

 今の技術なら、充分作れるんじゃないのか。

 当然、次には意識を集中した部分にズームアップする機能を追加したり、さらには意識を集中した画像に関する情報を表示する機能を追加してみたくなる。

 頭に思い浮かべた言葉を文字化する機能と通信機能を追加して、見ている映像にコメントを付けたりできたら、ユーザー全員「サトラレ」状態となり、世界がニコニコ動画化する。

 楽しそうな気もするが、そんな世界で正気を保てる自信はない。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://homeposition.net/mt/mt-tb.cgi/617

コメントする

地球時間

ガジェット時計Part11(光る玉・バージョン) - ガジェットダウンロードするなら、ガジェットギャラリー

Stats Counter

  • 6088

Powered by Visitor Stats

このページについて

このページは、かみ かずしげが2008年10月11日 17:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ル・クレジオがノーベル文学賞に!」です。

次のブログ記事は「パロディ映画といえば」です。

最近の記事はメインページで、過去の記事はアーカイブで閲覧できます。

地球暦

<   2008年10月   >
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

twitter

Creative Commons License
このブログはクリエイティブ・コモンズでライセンスされています。
Powered by Movable Type 4.261