七瀬ふたたび(4)「対決」の感想

 ようやく、このドラマを楽しむコツが分かった。これは、極めて真面目に作られた“二次創作”なのだと考えればよかったのだ。

【以下、ネタバレと勝手な予想に注意】

 そんなわけで、ここまで見て思ったことなどを適当に書いてみる。

 母の事故をきっかけにして、封印されていた七瀬の読心能力が甦る。

 七瀬は『家族八景』のような修羅場を経験していないため、未知能力に関する知識もなく、自分の能力をコントロールする術さえ身につけていない。

 こんなハンディキャップを背負わせるなんて、意地悪な制作者だよな。この設定で原作を知ってる人と知らない人の両方を引きずり込もうという魂胆だな。

 読心能力者の朗、予知能力者の恒介との邂逅。

 ここさえ原作通りなら、あとは多少違っていても問題ない。テレパス初心者の七瀬のために、研究者の漁藤子と父のノートが登場するわけで、先輩の朗の存在も頼もしい。

 ヘンリーの念動力は、七瀬を救うために爆発的に強力になった。

 念動力を発揮するには「七瀬が近くにいること」が必要だということで、これは分かりやすい。このさり気ない条件があとで効いてくる。

 普通の研究者だった漁藤子の時間遡行能力もついに発現。

 これで全ての駒が揃ったわけだ。

 恒介は、行方不明になっている過去の仲間を捜すために東京を離れる。

 毎回「僕の心を読むな」と言わなくてもいいように、別行動をとることにしたんだろうね。

 おそらく、過去の仲間たちは次々に抹殺されていくのだろう。透視能力者の西尾をやっつけたぐらいでほっとしている場合じゃないと思い知らせるためにも、高村刑事に恒介と失踪者の共通点に気付かせるためにも、少なくとも一人は死体にならなくてはならない。

 真弓瑠璃は、今のところ七瀬の幼なじみでしかない。

 今後、命を狙われた七瀬を庇うために怒濤の想念を意識的に放射する、とかいうようなことになる筈。そうでなければこのキャスティングはあり得ない。と断言する。

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このページは、かみ かずしげが2008年10月30日 23:45に書いたブログ記事です。

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