最近、気になってることがある。
「MADテープの起源は、1978年頃のMAD島川氏とY氏の試みから生まれた『MAD TAPE』である」
というのが、どうやらネット上では通説になっているらしい。これは妥当だろうか?
最近、気になってることがある。
「MADテープの起源は、1978年頃のMAD島川氏とY氏の試みから生まれた『MAD TAPE』である」
というのが、どうやらネット上では通説になっているらしい。これは妥当だろうか?
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【補足】
ここでは、「MADテープ」を、既存の音や映像を素材にしたコラージュ作品(のうちテープに記録されたもの)を意味する普通名詞として使う。
大阪芸大のグループが作ったテープを指す場合は「MAD TAPE」または「NEW MAD TAPE」と表記して区別する。
【ひとつの反証として】
1982年発行の「テレビまんが20年のたくらみ」というパロディ同人カセットテープに収録された作品のうち、いくつかは僕が中学~高校時代に作ったもののリメイク版である。
僕が最初に作ったのは、「タイムボカン」のオープニング曲の最初と最後をつないで短縮するという単純な内容。放送時にポーズしながら録音していて偶然きれいにつながり、友人たちに聞かせたところ大いにウケた。
「タイムボカン」の放送期間は1975年10月~1976年12月なので、遅くとも1976年には、この手のおかしな録音テープが存在していたことになる。
僕は「自分が作ったものがMADテープの元祖だ」なんて主張したいわけではない。その頃、同じようなことをして遊んでいた人は全国各地にいたはずだと言いたいだけなのだ。
「1970年代、録音したものを編集して変な音声作品を作る遊びが流行っていた。その中から生まれたもののうち最も有名なのが『MAD TAPE』である」ぐらいの記述が妥当なのではなかろうか。